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2002年9月19日(木) 韓国〜1人旅〜

天気(曇)  最高気温-℃ 最低気温-℃ 湿度-%

◆ホテル(9:00)→新羅免税店ロビー(10:00)→板門店ツアー(10:30-16:30)→市内散策

◆板門店-共同警備区域(JSA)
昨夜はいろいろ行きたいところを考えていたせいか就寝時間が1:30頃と遅くなってしまった。眠い。眠いながらも集合時間の10:00に間に合うように少し早めにホテルを出発した。今日はJSA(Joint Security Area共同警備区域)のツアーの日。せっかく韓国に来たのだから韓国の最北端に行ってもいいのでは...という思いからツアーに参加することにした。板門店に行くには韓国旅行会社のツアーに参加しなければならない。現在は大韓旅行社と中央高速の2社だけなので、私は大韓旅行社のツアーの方に申し込んだ。このツアーは人気が高いので少なくとも2日前に申し込まなければならない。しかし私は昨日無理を言って何とか申し込みにこぎつた。バスの席が何とか空いていたらしい。これは1人旅なのでできたことである。運が良かった。ツアーはまる1日で、専用バス利用、1食付きで6万ウォン(約6000円)。かなり安い。日本でこのツアーを申し込んだら13万ウォン(13000円)するらしい。申し込みの時に現地の係員に値段のことは口にしないよう注意された。日本で申し込んでいたら余分のお金を払うところだった。さて当日はパスポートが必要である。これはJSA内に入る際に「外国人国籍」を明らかにするためである。ガイドブックには「軍事上の最前線とあって個人で勝手に訪問することができない。(中略)ちなみに一般の韓国人に対しては板門店訪問は許可されておらず、見学は外国人の特権であることも知っておきたい」と書かれている。この区域には韓国であるにもかかわらず一般の韓国人はなかなか入れない場所なのである。なお見学の際の服装は決められており、ジーンズ・ミニスカート・露出の多い服、かかとのないサンダル、迷彩服での参加は禁止されている。ソウル市内から少し北に向かうとバスからの写真撮影は禁止になる。またそういう看板が道に何メートルか置きに立っている。軍事上の施設(有刺鉄線なども写真撮影禁止)があるからである。中でも興味深かったのは凱旋門みたいな門である。これはもし万が一、北朝鮮が韓国に侵入して来た場合、すぐにその門を崩して道をふさぐ役割をするのだそうだ。そういう軍事上の施設(=国家の機密事項)があるので写真は一切許可されていない。(以下、随時追加予定)

訪問者(見学者)宣言書
統合警備区域への訪問者(見学者)は、下記を読み、そして著名することを要求されます。

1.板門店の統合警備区域の見物は、敵性地域への立ち入りを伴わない。敵の行動(活動)によっては危害を受ける又は死亡する可能性があります。統合警備区域は中立地域ですが、一方(南)は、国連軍の軍人により、他方(北)は、北朝鮮の陸軍軍人によって、それぞれ分割警備されています。国連軍のゲストの皆様は、軍事境界線を越えて北朝鮮軍の管理する統合警備地区へ立ち入ることは許されていません。また、事変・事件を予期することはできませんので国連軍、アメリカ合衆国及び大韓民国は訪問者の安全を保証することはできませんし、敵の行う行動に対し、責任を負うことはできません。

2.訪問者は下記事項に従わなければならない。
a.国連軍軍人は、勤務時間外の服装として、軍種により規定された適切な軍服を着用する。訪問者は、国連軍の威厳を保持するに適切な私服を着用する。

b.統合警備地区へ立ち入る前に、各訪問者(軍人を含む)は、国連軍の正式のゲストであることを証明する薄片のバッジを受け取って下さい。このゲストバッジは外部から見える衣服の上部左側に付けなければならない。このゲストバッジは、キャンプ キティー ホークから出発する前に、返納されなければならない。

c.北朝鮮軍人及び中華人民共和国義勇軍と、会話することを含んで、親しくすることや、交際することは、固く禁じられている。北朝鮮軍兵士、中華人民共和国義勇兵士は、次により識別できる。

(1)軍人…警備兵は、褐色又は、くすんだ茶色の北朝鮮軍服で腕に赤色の腕章を装着、休戦軍事委員は、黄色の腕章を装着している。

(2)報道関係者…緑色の腕章を装着している。

(3)訪問者…上部ポケットに緑色の布片を装着している。

d訪問者は、北朝鮮側にとって、国連軍に対する宣伝材料となりうるよな身振り、表現等を謹む。

e.訪問者は、見学の最初から最後までグループとして行動し、見学案内者の全ての指示に従うように。いかなる不平・苦情はキャンプ ティー ホークに帰った後にうかがいます。

f.火器、ナイフ等いかなる武器も、統合警備地区へ持ち込んではならない。

g.共産側支配下の地域及び建物(黄褐色に塗色)にはいかなる理由があっても立ち入れない。統合警備地域内の国連軍の建物(青色に塗色)立ち入るには、事前に見学案内者により許可を得なければならない。

h.いかなる時でも見学者は、部隊の進路に立ち止まったり遮ったりしてはならない。会議室内の施設や装備をみだりに操作しない。統合警備区域内は、写真撮影は許可されているが、CKP#1(キャンプ ティー ホーク入口)からCKP#2(統合警備区域入口)の間の途中は禁止されている。

iもし、いかなる出来事が起きても、平静を保ち、警護の者の指示に従わなければならない。

3.以下の条項に関するいかなる質問も、見学案内に聞きたださなければならない。

DECLARATION(宣言)

私はこれを読み、理解し、そしてこの指導(指示)に従います。私が未成年者の家族を伴っている場合、この見学に際して、わたくしが責任を有する未成年者を伴った場合、私はこのサインは彼等にとって、これらの指導(指示)を承認することを意味する。

SIGNATURE(署名) DATE(日付)

 


   
   
自由の橋(ここからは一般人は制限される民統線に入る)

   
   
板門店(建物の中央に軍事分解線がある.向こうは北朝鮮側)

   
   
韓国側の兵士(この姿勢で緊急時にも対応できるようにしている)

   
   
北朝鮮側の兵士(人以外にも監視カメラなど見えないところで見張っている)

    
   北朝鮮側の国旗掲揚台(韓国側の100mより50m高く作られている)

    
   市庁前のサッカーW杯記念碑(のち2003年にW杯スタジアムに移動した)

    
   徳寿宮(トクスグン)の様子

   
  
徳寿宮(トクスグン)の様子 

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