◆잘と아주のちがい ともによく似た副詞であるが,明確な使い分けがある。잘は「上手に,立派に」の意味を持ち,直接
動詞にかかるが,아주や너무は「とても,大変,すごく」の意味で形容詞にかかって使われることが多い。例)「너무
좋아요」「아주 좋아요」「잘 부탁하다」「잘 하다」「잘 있다」など。
◆2つパッチムの発音 「밝게」は実際には「발께」と発音する。つまり「ㄱ」と「ㄱ」がお互い引き合ってこのような発音になる(「ㄱ」の時のみ「ㄲ」になる)。それに対し,「밝지
않다」は「박지 안다」と発音する。
◆短靴(たんか,たんぐつ) 「단화」。足のくるぶしから下しか入らない,浅い靴(反:長靴) cf.軍靴(軍人用の靴),製靴(靴を製造すること)
◆려면(…したければetc) 「려고 하면」の縮約形。意味は「…しようとすれば,…したければ,…するには」。
◆外来語とその表記 外来語の表記にはある一定の法則がある。「パーマ(perma;permanentの略)」は「퍼머」と表記する。これは次の法則があるからだ。ただし例外もある。これがすべてでないことも理解したい。
英語
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ハングル表記
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例
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「er」
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어
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perma(퍼머)
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「a(あいまいなア)」
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어
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perma(퍼머)
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「a(ア)」
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아
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supermarket(슈퍼마켓)
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「a(アとエの中間)」
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애
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fan(팬)fax(팩스)
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◆동그랗다と동글다 「동그랗다(まるい,まんまるい)」と「동글다(まるい,円形だ)」はいずれも形容詞で同じ意味であるが,活用が違うので注意したい。
ハングル
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備考
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活用(現在連体形,過去連体形,連用形)
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동그랗다
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形ㅎ変
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동그란,동그랗던,동그래서
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동글다
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ㄹ語幹
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동근,동글던,동글어
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※동글다は「동그라하다」が「동그라하다」→「동그라다(※ㄹが前に移動)」→「동글다」となった。
形容詞のㅎ変則活用は,もともとの原形「-하다」が変化して活用が生まれたという背景がある。たとえば, 「빨갛다(赤い)」はもともとは「빨가하다」で,現在連体形は「빨가한」だった。これが変化し,最終的に現在連体形は「빨간」に落ち着いたわけである。
◆文と文をつなぐ로(~で) (으)로は前後の主語が同じで,前半の内容にさらに付け加える時(文A+α<文A'>)に使う。よく似た役割を持つものに「고」はあるが,これは事実を羅列する時(文A+文B)に使う。
태권도는 올램픽 경기의 하나로 한국의 대표적인 운동입니다. (テコンドーはオリンピック競技の1つで,韓国の代表的な運動です)
요코하마는 인구 300만 명으로 오사카보다 큰 도시입니다. (横浜市は,人口300万人で,大阪市より大きい都市です)
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