前回 | 次回 |  [一覧]

◆研究ノート 2005年6月18日


内容

「ソナギ」,テキストP30,31

◆「615」(육일오)
2000年の南北首脳会談。他に,「625」(1950年朝鮮戦争)や「518」(光州事件)

◆「それだけ長い間勉強されましたね」
「그 만큼 오래 공부하셨어요」

◆「六者協議が再開される見込みです」
「六者協議」は「육자회담」(六者会談)で,「見込み」は「전망」(展望)である。文は「육자회담이 재개될 전망입니다」となる。

◆発音「허수아비」
「허수아비」の音の高低は[高高低低]である。一般的に[ㅅ][ㅎ]の音は高く,[ㄴ][ㅁ]の音は低く発音する。例)화장실,소나기 ※一般的に3文字でできている単語は真ん中の音が高くなる。

◆難しい「데」の意味

例文

意味

드레싱을 단드는 쓰이는 …

ドレッシングを作るのに使われる…

어머니는 드레싱을 만드는데 무슨 맛이 좋을까요?

母はドレッシングを作るのだが何味が良いか?

그는 노래를 부르는 재능이 있다

彼は歌を歌うのに才能がある

그는 노래를 부르는데 아무도 들으려고 하지 않는다

彼は歌を歌うが,誰も聞こうとしない

모리 씨는 술을 마시는 힘을 아끼지 않는다

森さんはお酒を飲むのに労を惜しまない

모리 씨는 술을 마시는데 당신은 어떡할래요?

森さんはお酒を飲みますがあなたはどうしますか?

※「横浜に行くのにどのくらいかかりますか?」は「여코하마에 가는 데 얼마나 걸려요?」という。しかし,「가는 데」(分かち書き)は「(行く)のに,時に,にあたって,際に」といろいろ意味がある。日本語話者にはその判断が難しい。

辞書の解説

意味

(…する)こと,(…する)のに
예) 그는 글 쓰이는 데 재능이 있다
  (彼は文章を書くことに才能がある)
예) 정상까지 도르는 데 세 시간 걸렸다
  (頂上まで登るのに3時間かかった)
예) 그녀는 꼼꼼한 데가 없다
  (彼女は几帳面なところがない)

ㄴ데

<形容詞の母音語幹・ㄹ語幹のㄹ脱落形および尊敬補助語幹・指定詞の語幹につく。母音体言の後では指定詞の語幹이が省略されることがある。子音語幹につくときは-은데になる>
1.前置きを表す「…だが,…だから」
2.逆接を表す「…なのに,…だが」

◆「면서」と「면사부터」の違い
「면서」(~して)と「면사부터」(~してから)にはニュアンスとして若干の時間の差がある。後者は前者より時間があとというニュアンスが含まれる。

◆日本語にない韓国語の「아/어 주다」
日本語で「~してくれる・あげる」の意味がない文でも,韓国語で「아/어 주다」を用いることがある。これが実に厄介である。

例文

意味

수치를 낮춰 주기 위해

数値を下げるため

맑게 해 준다는 점

きれいにするという点

말해 주고 있다

物語っている

걸핏하면 아이들에게 선입견을 심어 주기 쉽다

ともすれば,子どもに先入観を植え付けやすい

수원화선은 적의 침입을 막아 준 역할을 합니다

水原華城は敵の侵略を防ぐ役割をします

◆発音「지역마다」(地域ごとに)
「지역마다」は[지영마다]と発音する。

◆로
「로」は非常に多岐にわたって使われる。以下は「で」の意味で使われる場合の一覧。

要素

意味

1.手段・方法・道具を表す

…で,…を使って,…によって

2.材料・原料・構成要素を表す

…で,…から

3.原因・理由を表す

…で,…から,…のために,…によって

4.基準を表す

…で

5.根拠を表す

…で,…から

6.行動の様式を表す

…で,…でもって

◆「-면서」
「-면서」は通常,3つの意味で用いられる。

要素

意味

1.2つ以上の動作や状態が同時に存在することを表す

…(し)ながら,…(である)と同時に;…する時に

2.逆接を表す

…(する)のに,…でありながら

3.伝聞したことを相手に確認することを表す(※引用文終止形につく略待の終結語尾)

…するんだって

このうち1.の場合,訳し方によって意味がかなり違ってくるので注意が必要である。

例文

意味

드라마 대사를 들으면서 샤도잉하세요

ドラマのセリフを聞きながらシャドーイングして下さい

겨울연가가 방영되면서 한류 열풍이 불기 시작했다

冬のソナタが放映されると同時に韓流ブーム(熱風)が吹き始めた

그 사람은 알면서 모르는 체 한다

彼は知りながら知らないふりをする

◆発音「강점」(強み)と「장점」(長所)
「강점」は[강쩜]と,「장점」は[장쩜]と発音する。これは合成語の一部に見られる濃音化で,前接語の末音[m][n][ng][l]に続く後接語の頭音[p][t][k][t∫][s]は濃音化するという規則がある。

◆「-새」(…ざま,…さま,…ぶり)
一部の名詞や一部の動詞の名詞形に付いて,様態・様子・状態などを表すことがある。よく使われるものは以下の通りである。

単語

意味

쓰임새

使いっぷり,使われ方

생김새

顔立ち,顔つき,格好,容姿,姿

먹음새

食事する態度,食べる量,食いっぷり

짜임새

(組織や構成の)状態,仕組み

꾸밈새

飾り立てた様子,つくり,構造;身なり,装い,見てくれ